真実なるわが主、神

7/6:三位一体後第三主日宣教「真実なるわが主、神」 

詩編89:20~38 眞柄光久 牧師

応答賛美507番「主の手に委ねて」

・詩編89編の今日の宣教個所では「真実」という言葉が25節と34節に「わたしの」との言葉を伴って二度述べられています。

・神が二度にわたって「わたしの真実」と言われているのですから、強調される意味もありましょうが、よほど重要なことであると取る必要があります。

・神は一度なされた約束は決して忘れず、時間が経っても心を変えられることはありません。それが神の真実さで、状況と感情に従い、安易に約束をたがえ、心変わりする人間の約束とは、天と地ほどの違いがあります。

・この詩編の中心部分は今日の詩編の始まる10節から38節です。神のダビデへの王位の約束だけではなく、その子孫への王位の継承の約束もを、神は、「わたしの真実」と言っているのです。

・その「わたしの真実」は、21節にあるように、「神がダビデを見出し、聖なる油を注いだ」ことにもあります。その前の20節にもあるように、神はダビデを「民の中から選んで高く上げられた」のです。

・神はイエス・キリストを人間の罪を贖うためにこの世に来させ、その尊い命をささげてくださいました。そのことを信じることによって、私たちは罪赦され、永遠のいのちをいただけるようになったのです。「神の真実」は日本語ではあまりなじみがありませんが、「神の信実」と述べたほうがより心に刻まれるかもしれません。

眞柄 光久 牧師

7/13:三位一体後第四主日宣教「敬虔の力のよって使命を果たそう」 

テモテへの手紙一4:6~16 眞柄光久 牧師