6/29:三位一体後第二主日宣教「主よ 沈黙しないでください」
詩編83:1~19 眞柄光久 牧師
応答賛美435番「山辺に向かいてわれ」
・この詩編のポイントは19節にあります。『あなたの御名は主。ただひとり、全地を超えて、いと高き神である』と、詩人はイスラエルの主ほど、全地にいと高き神はいないと、イスラエルの主なる神を褒めたたえるのです。
・今、周りの国々が同盟を組み、イスラエルを滅ぼそうとしているのに、主である、いと高き神は沈黙を守られている。静まっていないでいてくださいと悲痛な叫び声をあげています。
・彼らは、『あの民を国々の間から断とう』と、騒ぎ立ち、策略を練っていると詩人は言います。
・『あの民を国々の間から断とう』ということは、イスラエルの民を国々の間から断つということだけでなく、いと高き主なる神をも、断とうとしていると、詩人は神に訴えるのです。
・今の私たちも、神に祈っても応えられないと、神に対して憤り、あきらめることがあります。
・でも、神は聞いておられないのではありません。私たちの祈りは一つ残らず聞かれています。神は一番いい時に、一番いいところで、一番いい方法で、私たちの祈りに応えようと、考えを思いめぐらされています。
・イエスが『私の時はまだきていません』と、よく言われたのは、神の応えの時が満ちていない時であったからです。
・アサフの祈りも、最後には応えられました。イスラエルの国が亡びるというかたちで。神の真意はどこにあったのでしょう。
眞柄 光久 牧師
7/6:三位一体後第三主日宣教「真実なるわが主、神」
詩編89:20~38 眞柄光久 牧師