不従順の歴史3-偽りの悔い改め

6/22:三位一体後第一主日宣教「不従順の歴史3-偽りの悔い改め」 

詩編78:32~39 眞柄光久 牧師

応答賛美538番「神はわがやぐら」

 

・今日の個所の宣教題は「不従順の歴史3」としています。イスラエルの民の神への不従順の第3弾です。

・不従順の第1弾は78章の1~8節。イスラエルの民は、聞いてきた聖書の真理を次の世代に伝えていくことをしなければなりませんでした。しかし、うなじの固い彼らは神の言われることを聞かず、繰り返し罪を犯し、次世代に聖書の真理を伝えることをしませんでした。そのために、次世代は神の民らしく敬虔に生きることができませんでした。

・不従順の第2弾は「恩知らず」です。イスラエルの民は、神の多くの奇跡の体験をしたにも関わらず、すぐにその恵みを忘れて、神を試み、自分たちが願い通りにならないと不平を言って、不信仰の罪を繰り返したのです。神に恩返しするどころか、反することばかり行ったのです。

・そこで、今日の不従順第3弾です。「偽りの悔い改め」です。36節節に書かれているように、『その口をもって神を侮り、舌をもって欺いた』のです。

・その1節前の34節にあるように、『神が彼らを殺そうとされると、彼らは神を求め、立ち帰って、神を探し求め』たのです。

・しかし、それは、うわべだけのことで、彼らは本心から悔い改めたわけではなく、表面上、悔い改めたふりをすれば、神は思い直してくださると思い、表面だけ取り繕ったのです。

・しかし、神は憐れみ深く、罪を贖われました。

・不従順な私たちの罪の究極的な贖いはイエス・キリストの十字架の上での贖いです。

眞柄 光久 牧師

 

6/29:三位一体後第二主日宣教「主よ 沈黙していないでください」 

詩編83:1~19 眞柄光久 牧師