6/15:三位一体主日宣教「私たちの問題に介入される神」
詩編74:12~23 眞柄光久 牧師
応答賛美386番「久しく待ちにし」
・今日の聖書個所は詩編74編の後半部分です。
・前半部分を読むと、神はイスラエルの民を、ずいぶん長く顧みられなかったことがわかります。詩人は神が民を永遠に突き放してしまわれたのではないかと嘆いています。
・その間、敵は好き勝手のし放題で、本来であれば、大祭司しか入れない神殿の至聖所まで入り込み、荒らしまわり、代わりに自分たちのしるしを置き、この地にある主なる神の会堂をすべて焼き払ったと嘆いています。
・詩人は神の再来を願っているのですが、なにもされないので、神は右の手を懐に入れられたまま、手を引かれたように見えると嘆いています。
・それに対して、今日の個所の後半部分では、主なる神がイスラエルの民をエジプトから導き出し、その間、神が行われた数々の業を思い起こされるように願うだけでなく、もっとさかのぼって、神がこの世を造られたことまでも思い起こされるように記しています。
・神は自分の名が敵にあざけられているのを捨て置かれるのですかと、神を挑発するような言い方しています。
・詩人は自分たちを「鳩の魂」、「貧しい人々」と呼び、神が立ち上がってくださることを切に願います。
・敵はあなたに歯向かっているではないですか。そのような状態に置かれている私たちのことを忘れないでくださいと救いを求めているのです。
眞柄 光久 牧師
6/22:三位一体後第一主日宣教「不従順の歴史3-偽りの悔い改め」
詩編78:32~39 眞柄光久 牧師