6/1:昇天後主日宣教「他の民を落胆させてはならない」
民数記32:1~15 眞柄光久 牧師
応答賛美586番「すばらしいこの日」
・自分の発言や行動が、他の人をがっかりさせたり、気分を悪くさせたり、反発させたりしたことは、自分が覚えていないだけで、数限りなくあったと思います。
・今日の個所でも、ガド族とルベン族が他の氏族をそのようにしました。
・本来であれば、神の約束に従って、12部族すべてが、カナンの地に入っていくべきでした。
・しかし、自分たちの欲に目がくらんだのか、ガド族、ルベン族の民たちは、カナンに進まず、ヨルダン川の東側に広がっている牧畜に適しているヤゼルとギルアドの地を与えてくれるよう、モーセと祭司エルアザルと会衆の指導者たちに頼んだのです。
・当時のイスラエルは主なる神を崇敬する12部族がゆるやかに結びついた共同体でした。その共同体が分裂の危機に瀕したのです。
・モーセはエジプトを脱出して、神からのカナンの地を譲りの地として与えるとの約束があったのに、その世代がカデシュ・バルネァで、偵察後、人々の気持ちを打ち砕き、上らなかったために、カナンの地に入る前に死に絶えたことを述べ、あなたがたも同じようなことをして、神の約束に背き、滅びたいのかと叱責します。
・しかし、欲にからんだ彼らは聞きいれません。
・復活されたイエスは、トマスに傷口を見せ、触らせて、『私を見たから信じたのか、見ないのに信じる人は、幸いである(ヨハ20:29)』と言われました。
・見えるものに思いを過剰に委ねず、見えなくても、信じる者になりましょう。
眞柄 光久 牧師
6/8:聖霊降臨祭主日宣教「使命のために散らされた人々」
民数記35:1~8 眞柄光久 牧師