4/13:受難節第六主日宣教「イスラエルのいなごの正体」
民数記13:25~33 眞柄光久牧師
応答賛美94番「われらは主の民」
・今日の個所は13章の後半部分になります。モーセは各部族からえり抜きの者たち12人を、これから向かうカナンの地の偵察に遣わします。
・その偵察隊は、モーセと幕屋のあるパランの荒れ野のカデシュ・バルネアを出発し、北に向かい、死海の西のアラド、ヘブロンに至ります。ヘブロンにはネフィリム(み使いと人間の間にできた者、体格的にも優れていると言われている)の出身であるアナク人の子孫が住んでいました。
・彼らは、エシュコルの谷におりていき、一房のぶどうのついた枝、ざくろ、イチジクも取ってきました。
・そこからさらに、当時イスラエルの北端と考えられていたレボ・ハマトまで行き、40日後、カデシュに戻ってきました。
・そこで、彼らはモーセとアロンとイスラエルの全会衆に偵察してきたことを告げました。偵察してきた地は、神が言われたようにまことに乳と蜜の流れる地ではありましたが、それらの地に住む民は強く、町は城壁に囲まれ、巨大で、偵察に行った12人のうち10人は進まない方がいいと言い、ユダ族のカレブとエフライム族のホシュア(ヨシュア)だけが、ぜひ上っていって、手に入れるべきと主張しました。
・他の10人はアナク人ところでは、自分たちは、いなごのように小さく見えたなどと、悪い噂を流し、人々を怖気づかせました。
・信仰的か信仰的でないかがはっきりわかる箇所です。
・今日から19日までが受難週になります。私たちの信仰が問われる週でもあります。イエスの受難をわがことのように覚え、考え、受難週に向かい合いたいと思います。
眞柄 光久牧師
4/20:復活祭主日宣教「不信仰と沈黙を破る確実な復活」
マルコによる福音書16:1~11 眞柄光久牧師