3/30:受難節第四主日宣教「感激を味わう者として生きよ」
民数記7:1~9 眞柄光久牧師
応答賛美651番「イエスの愛にこたえ行く」
・「幕屋を建て終わった日、モーセはこれに油を注いで聖別した」と、今日の協会共同訳の聖書の段落は始まっています。「油を注いで聖別した」ということはどういうことでしょう。
・王様になるためにも、預言者、あるいは祭司による「油注ぎ」が必要でした。
・モーセは幕屋だけでなく、幕屋の祭具、祭壇、祭壇の祭具にも「油注ぎ」をしたと書いてあります。
・幕屋は油注ぎを受けたときに、初めて聖くなります。それまで単なる幕屋だったものが、油注ぎを受けたときに聖なるものになるのです。
・何が聖なるものにするのでしょうか。それは聖霊です。
・幕屋は、その中に聖霊なる神が臨在されるときに、聖なる場所となるのです。
・それでは、現代を生きる私たちはどうでしょう。私たちは神の宿る聖なる宮と言われています。ということは、いつも聖霊が私たちの中に宿っていると言うことです。私たちは聖別されているのです。そのことをいつも自覚していたいのです。
・イスラエルの族長たちは、幕屋が完成した後、神に献げものをしました。イスラエルの民は、幕屋の工事のために労働力と労苦を惜しみませんでしたが、神に心から感謝したのです。なぜなら、神の恵みがなかったならば、幕屋は完成しなかったということを知っていたからです。
・私たちも教会で奉仕をするとき、それを全うできるよう恵みを注いでくださった神に感謝と栄光をおささげしたいのです。
眞柄 光久 牧師
4/6:受難節第五主日宣教「順調な出発」 民数記10:11~36 眞柄光久牧師