神の働きを担うためには

3/23:受難節第三主日宣教「神の働きを担うためには」  

民数記4:1~20 眞柄光久牧師

応答賛美326番「ガリラヤの風」

・先週の宣教から今日の宣教の段落までの中で、一番印象に残るのは、やはり、2章の34節のみ言葉でしょう。「イスラエルの人々は、すべて主がモーセに命じられたとおりに行った。(協会訳)。」

・1章では神はモーセに「男子一人一人の名を数え、兵役に就くことのできる20歳以上のすべての者を軍に登録せよ」と命じられます。その結果、総数は、レビ人を除いて603,550人です。女性、子供たちも含むと総勢200万近くのへブル民族が、神に導かれるままに、エジプトをカナンの地へと脱出し、シナイの荒野のたどり着くのです。

・軍に登録された人たちは、ここまで細かくするかと思うほど、神から、それぞれの役割を与えられます。

・軍の組織の目的は、神の会見の幕屋を守るためなのです。

・神は全軍の配置を決められます。東にユダ、イッサカル、ゼブルン。南にルベン、シメオン、ガド、西にベニヤミン、マナセ、エフライム。北にダン、アシェル、ナフタリが会見の幕屋を囲みます。

・幕屋のすぐそばの周りには、祭司アロンによって聖別されたレビ人であるケハテ、ゲルション、メラリが囲います。

・神はこれだけ大勢の人々にもかかわらず、一人のもれもなく、神の仕事に携わるようにされるのです。神の目は一人一人に向けられているのです。

・このことは、13年の間、長血で苦しみ、全財産を失った女性のことを思い起こさせます。

・押すな押すなの大群衆に取り囲まれていたのにも関わらず、イエスは自分から力が出て行ったのを感じ、その人がだれなのかを探します。イエスの衣を触った女性は、前に出てきて、わたしですと告白します。

・イエスは、どんなに多くの人がいたとしても、その中から、堅い信仰を持つ人を、見捨てることなく、愛し、大事にし、見つけるのです。

・幕屋を囲んで進軍したへブル民族、長血を患ってイエスを求めた女性、神の目には誰もが尊いのです。

眞柄 光久 牧師

 3/30:受難節第四主日宣教「感激を味わう者として生きよ」  

民数記7:1~9 眞柄光久牧師