3/16:受難節第二主日宣教「信仰の訓練」 民数記1:1~19 眞柄光久牧師
応答賛美538番「神はわがやぐら」
・民数記は、シナイ山で律法を授かった後、荒野への道を出発し、カナンの地の向かい側のモアブ平地に至るまでの約38年間の記録です。
・神は、シナイの荒野の「臨在の幕屋」でモーセに語りかけ、「イスラエルの人々の共同体全体の人口調査をするように」と命じられました。
・エジプトでは400年の間奴隷生活を強いられはしたのですが、自らを守るための軍隊組織は必要とはしませんでした。
・しかし、今は、エジプトから荒野に出、自分たちへブル民族だけになり、守ってくれるものは誰もいません。自分たちは神と自分たちで守らなければなりません。そのためには軍隊を組織する必要に迫られました。神が約束された乳と蜜の流れるカナンの地へ至る道の周りには敵だらけだったのです。
・そのことを神は知っておられ、「氏族ごとに、家系に従って男子全員を一人一人点呼し、戸籍登録をするよう」モーセとアロンに命じられます。
・兵役につけるのは20歳以上の若者たちで、また、モーセとアロンの助けとなるために、部族ごとに家系の長である者を一人ずつつけさせるのです。
・ルベン、シメオン、ユダ、イサカル、ゼブルン、エフライム、マナセ、ベニヤミン、ダン、アシェル、ガド、ナフタリの12部族の代表者たちです。彼らは父祖以来の部族の指導者で、イスラエルの部隊の長でもあるのです。
・モーセは主が命じられたとおり、シナイの荒れ野で彼らを登録したと書かれているように、神に命じられたことを従順に従ったのです。
・モーセは律法を神から与えられ、その律法の完成は1,300年後イエス・キリストの血潮によってなされるのです。
眞柄 光久 牧師
3/23:受難節第三主日宣教「神の働きを担うためには」
民数記4:1~20 眞柄光久牧師