その日は盗人のように臨む

12/15:待降節第三主日宣教「その日は盗人のように臨む」

ヨハネの黙示録16:1~21 眞柄光久 牧師

応答讃美歌:176番「主は豊かであったのに」

 

・神の怒りが盛られた7つの鉢が、7人の天使に渡されます。

・第1の天使が鉢の中身を地上に注ぐと、獣の刻印を押されている人間たちと獣の像を礼拝する者たちに悪性のはれ物ができます。出エジプト記9章9~11節に書かれている膿の出るはれ物のさばきをモデルにしています。

・第2の天使が鉢の中身を海に注ぐと、海が血に変わり、中にいる生き物はすべて死にます。このさばきは、ナイル川の水が血に変わるさばきをモデルにしています。

・第3の天使が鉢の中身を「川と水の源」に注ぐと、それらが血になったさばきは、大きな星が落ちてきて、川の3分の1とその水がラッパのさばきと並行しています。

・続いてヨハネは「水をつかさどる天使」のことばを聞きます。その声は、神のさばきは聖なる者たちと預言者たちの血を流した者たちの報いとして与えられたので、「正しい」と言います。

・第4の天使が鉢の中身を太陽に注ぐと、その火で人間が焼かれます。しかし、人間は悔い改めて、神に栄光を帰せず、かえって神の御名を冒瀆します。

・第5の天使が鉢の中身を「獣の王座」に注ぐと、獣の王国は闇に覆われます。それは3日間、闇がエジプトを覆って、人々が互いに見ることもできなくなったさばき(出10:21~23)をモデルとしています。

・第6の天使が鉢の中身を大河ユーフラテスに注ぐと、その水が涸れたので、東方からの来る王たちの道が供えられます。

・第7の天使が鉢の中身を空中に注ぐと、御座から「事は成就した」という大きな声が聞こえます。この声は、神のさばきが第7の鉢を通してピークに達したことを伝えています。

眞柄光久牧師

12/22:待降節第四主日宣教「イエス・キリストの誕生の意味」

ルカによる福音書2:1~14 眞柄光久牧師