御怒りの日に神の御前に立つ者

12/1:待降節第一主日宣教「御怒りの日に神の御前に立つ者」

ヨハネの黙示録7:1~8 眞柄光久 牧師

応答讃美歌:148番「久しく待ちにし」

・本文は、神の刻印を押された14万4千人の幻(1~8節)と、天の大群衆の賛美(9~17節)に分けられています。また、「神と子羊の怒りの大いなる日が来た、だれがそれに耐えられるであろうか」という問い(6:17)に対する答えであり、刻印を押された者たちは耐えることができるのです。

・1節でヨハネは、大地の四隅に4人の天使が立ち、彼らは大地の四隅から吹く風をしっかり押さえ、大地にも海にも、どんな木にも吹きつけないようにしていたと書いてあるのは、当時、地が四角形だと考えられており、また、他の天使たちが神のしもべたちに刻印を押すまでさばきを行えないようにするためだと考えられます。

・当時のユダヤ人は、神が風を統べ治めておられることと、神が風を吹かせるのは、祝福するときと、さばきを与えるときであると考えていました。

・2節で、ヨハネは、神の刻印を持って、太陽の出る方角(東を意味する)から上ってくるのを見ます。神の刻印を押されるということは、神の所有であることを証明します。後の、さばきの際に神が彼らを守られることを象徴しています。

・しかし、神の守りは簡単に説明できるものではありません。私たちは、自然災害の犠牲者になることもあります。そこで、重要なのは、すべてのことが神の御手の中にあることを知り(マタ10:29~31)、いかなる場合にも神の真実と愛を信じることです。 

眞柄光久牧師

12/8:待降節第二主日宣教「天の戦いと荒野の守り」

ヨハネの黙示録12:1~6 眞柄光久 牧師