11/24:終末主日宣教「苦難と迫害の中で」
ヨハネの黙示録3:7~13 眞柄光久 牧師
応答讃美歌:414番「マラナタ」
・「黙示」と訳されたギリシア語「アポカリシス」は、隠されていたものを開示すると言う意味で、未来のことを予言ものではありません。
・この「ヨハネの黙示録」は、1章の1節に述べられている通りに、イエス・キリストの黙示であり、「すぐにも起きるべきことを、しもべたちに示すためキリストにお与えになり、そしてキリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである」のです。
・それを、使徒ヨハネは、「神の言葉イエス・キリストの証し、すなわち、自分の見たすべてのことを証しした」のです。
・神からイエスへ、イエスから天使を通して、ヨハネに伝えられた証しなのです。
・今回の段落は現在のトルコ、当時は小アジアと呼ばれていましたが、その小アジアの地中海より50キロほどの南西の内陸部にある、七つの教会の内の一つフィラデルフィア教会へ宛てた手紙です。
・七つの教会の中では、地中海に面した港町にあるスミルナ教会と共にイエスの叱責を受けなかった教会です。
・それどころか、「あなたは忍耐についてわたしの言葉を守った」と、逆に、ほめられさえしているのです。
・「フィラデルフィア」、ギリシア語の「フィレオー(愛する)」と言う言葉と、「アデルフィア(兄弟)」が一緒になって「兄弟愛」といううるわしい名前のついた教会への手紙です。
眞柄光久牧師
12/1:待降節第一主日宣教「御怒りの日に神の御座の前に立つ者」
ヨハネの黙示録7:1~8 眞柄光久 牧師