9/15:三位一体後第十六主日「みことばに従う共同体」
ネヘミヤ記8:13~18 眞柄光久牧師
応答讃美歌:628番「われは主にみな捧ぐ」
・「一人では何もできない」と人は思いがちです。しかし、ネヘミヤ一人の祈りが神に聞かれ、何年も放って置かれた崩れた城壁や、焼け落ちたエルサレムの門の再建につながりました。そして、異邦人の嘲りや、嘲笑から、主なる神の神殿を守ったのです。
・エルサレムの城壁、門の再建は簡単ではありませんでした。妨害する者も多くいました。しかし、人々はネヘミヤのリーダーシップのもと、一丸となって、再建に取り組み、13年間捨て置かれて、無惨な姿を晒していたエルサレムの城壁と門を、たった52日間で完成させたのです。
・神の助けがあるとき、奇跡は起こるのです。
・再建した人々に、神はさらなる恵みをお与えになりました。主がモーセを通して命じられた律法の書に記されていた「イスラエルの人々は第七の月の祭りには、仮庵で過ごすこと」に、民が目を向けられるように仕向けられました。
・それによって、捕囚から帰還した全会衆は、仮庵を作り、その仮庵で過ごしたのです。それは「ヌンの子ヨシュアの時代からこの日まで、イスラエルの人々がこのように祝ったことはなく、それは大変大きな喜びであった」と記されているほど、再建を成し遂げた人々に、神が賜ったこれ以上はないというほどの大きな喜びを味あわせてくださったのです。
・神の律法の書は、最初の日から最後の日まで毎日朗読され、祝われ、八日目には規定に従って終わりの集いが行われたと記されています。
・「一人ではなにもできない」と思って、現代を生きている私たちには、彼らが味わった喜び以上の喜びが与えられています。イエス・キリストの復活という究極的な喜びです。その喜びを味わいましょう。
眞柄 光久 牧師
9/22:三位一体後第十七主日「幸いな人生を送るためには」
ネヘミヤ記11:1~9 眞柄光久牧師