主の再臨を待って

8/25:三位一体後第十三主日「主の再臨を待って」

テサロニケの信徒への手紙一4:13~5:11 眞柄光久牧師

応答讃美歌:2番「来たれ全能の主」

・テサロニケはギリシャのマケドニア地方にあり、エーゲ海に面しています。フィリピとコリントの少しフィリピ寄りの間にあり、この手紙は、紀元49~51年頃、パウロの第二次伝道旅行中に、コリントにいたころに、パウロによって書かれました。

・テサロニケの会堂で福音を宣べ伝えていたパウロ一行は、ユダヤ人たちと彼らに扇動された暴徒のために、予定よりも早くテサロニケを離れざるを得ませんでした。

・新しく築かれた教会共同体のことが気がかりだったパウロは、数ヵ月後、テモテをテサロニケに遣わしました。コリントに戻って来たテモテから、テサロニケの聖徒たちの間に主の再臨と終わりの日についての誤解があることを聞き、パウロはそれらに関しての誤解を解くために、この手紙を書き送り説明しました。

・その内容は、主が再び来られるとき、キリストにある使者たちがよみがえり、地上に生きているキリスト者たちとともに空中で主と会うことになること(4:16~17)。

・また、キリストを信じる者として、主の再臨の栄光にあずかるように定められた者たちは、責められるところがあってはならないこと。彼らが救われるために召してくださった真実な神が、彼らを聖なるものとしてくださること(3:13;5:23~24)の三つが説明されています。

眞柄光久牧師

9/1:三位一体後第十四主日「同胞の痛みを抱えて祈る人」

ネヘミヤ記1:1~11 眞柄光久牧師