7/7:三位一体後第六主日「諸国を治めておられる神」
列王記下8:7~15 眞柄光久牧師
応答讃美歌:495番「主よ み手もて」
・エリシャがダマスコにいると聞いたアラム王ベン・ハダドは、家臣であるハザエルに、自分の病気が治るかどうかエリシャに聞いてほしいと頼んだ。
・イスラエルに大きな脅威とされるほどの勢力を持っていたベン・ハダドは、今や老人となり、病にかかったため、エリシャに拠り頼む立場になった。
・人はすべて、はかない者である。権力を持ち、勢力を振るった者も、いつか衰え、死を迎える。世に永遠に続く権力者なんてものはいない。
・限りある人生の中で、若いうちに創造主なる神を覚える人は幸いである。
・ハザエルは、らくだ40頭に贈り物をのせてエリシャのもとへ行き、王の病が治るかどうか尋ねた。するとエリシャは「王は必ず治るが、必ず死ぬ」という神のことばを伝えた。
・エリシャはハザエルをじっと見つめると、泣き始めた。ハザエルがイスラエル人に害を加えようとしていることを見たからだ。
・神はハザエルを用いて、主なる神を離れ、モアブの神を崇敬するイスラエルの罪をさばかれる。このエリシャの預言は成就する。
・ハザエルは王のところへ戻り、エリシャの言ったことを告げる。しかし、翌日ハザエルは王を暗殺し、自ら王の座に着く。
・彼はイスラエルを戒める神の道具として用いられた。
・人のいのちははかなく、いついのちが取り上げられるかわからない。その時は、神のみ知っておられる。それまで、私たちは 、日々、イエスに倣い、神を畏れ、敬い、祈り、聖く、正しく生きたい。
眞柄光久牧師
7/14:三位一体後第七主日「エフーの功過」列王記下10:28~36 眞柄光久牧師