6/16:三位一体後第三主日「終わりの日に備える人生」
ペトロの手紙二3:10~18 眞柄光久牧師
応答讃美歌:254番「喜び迎えよ」
・人の人生には終わりが二つあります。一つは自分の人生の終わりです。もう一つは世の終わりです。どちらもいつ来るかわかりません。
・人の生の終わりも、世の終わりも必ず来るのであれば、それまで、人はどのように生きて行けば良いのでしょうか。そのことをペトロはこのペトロの手紙 二 の中で述べています。
・一つには、主の日、すなわち世の終わりの日のことですが、その日が来るまで、聖なる信心深い生活を送りなさいと述べるのです。
・主の日は盗人のようにやってきて、天は激しい音を立てながら消え失せ、自然界の諸要素は熱に溶け尽くし、地とそこで造られたものは暴かれると、私たちの想像を絶することが述べられています。
・それだけではありません。私たちは、その神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきなのだとペトロは付け加えます。
・なぜなら、私たちには、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるからだと言います。
・そのためには、人は傷や汚れが何一つなく、平和に過ごしていると神に認めていただけるように励みなさいと。それが自分の人生の終わりを含めて、すべての終わりまでの生き方であるとペトロは遺言のように私たちに言い残すのです。
眞柄 光久牧師
6/23:三位一体後第四主日「主の言葉がともにある人」
列王記下3:1~12 眞柄光久牧師