4/23:復活後第二主日宣教「感謝と願いの祈り」 (サムエル記下 7:18~29)
眞柄光久牧師
応答賛美 新生124「この世はみな」
・ペリシテ人の地ツイグラグからユダのヘブロンに本拠を移したダビデの下に、サウル王の死後イスラエルの王であったイシュ・ボシュトを殺し、その首を持参した元サウル王の2人の家来がいた。あきらかに褒賞目的なのでダビデは、正しい者を殺した罪で、即刻処刑した。
・王を失ったイスラエルの全部族は、ヘブロンのダビデの下に来て、全イスラエルの王となることを請い、油を注いだ。全イスラエルの王としてのダビデの誕生である。
・ダビデはエブス人の町エルサレムを攻めた。万軍の神、主が共におられたので、エルサレムはダビデの手に落ちた。
・ダビデが全イスラエルの王となったことを知ったペリシテ人たちはダビデを裏切り者として、軍を率いてダビデを狙って来た。しかし、万軍の主が後ろ盾になっているダビデ軍はペリシテ軍を2度潰走させた。
・ペリシテ軍の脅威を取り除いたダビデは「ケルビムの上に座す万軍の主」と呼ばれる神の箱をエルサレムに運ぼうとするが、死人が出たりして、簡単に運び入れることはできなかった。だが、最終的には運び入れることができた。
・喜びのあまり、主の前に跳ねたり踊ったりしているダビデを、妻のミカルは冷たく窓から、見下ろすだけであった。・後日、自分は豪勢な王宮に住んでいるのに、神の箱は天幕の中に置いたままであることで、預言者ナタンに伺いを立てさせると、神は、「ダビデの末裔が私の名のために家を建てる」と言い、ダビデに国の繁栄と永続的な存続だけは約束するが神殿の建設はさせなかった。それに対してのダビデの切なる祈りが本日の聖書個所である。ダビデは神の祝福によって、ダビデの家がとこしえに祝福されるようにと祈る。イスラエル王制の世襲化の始まりである。
眞柄光久牧師
4/30:復活後第三主日宣教「神の主権を認める生活」 (サムエル記下 12:16~31)
眞柄光久牧師