人を通して働かれる神

1/15:顕現後第二主日礼拝「人を通して働かれる神」(フィリピの信徒への手紙 2:19~30)      

眞柄光久牧師

応答賛美 新生363「キリスト 教会の主よ」

・神は人を通して働かれます。今日の個所ではテモテとエパフロディトの二人を神は用いられます。

・パウロは、今、牢屋につながれていて、自由がききません。牢の中にいると、気持ちの落ち込むこともあるのでしょう。テモテをフィリピの教会に送り、教会の事情を知りパウロはフィリピの教会を愛していましたから、よい教会だったのでしょう、そのことをテモテを通して聞いて、励まされたいと思ったのでしょう、そのように今日の個所は始まっています。

・パウロはテモテについて書いています。彼は私と同じ思いを持っていて、フィリピ教会のことを彼以上に親身に心にかけている者はいないし、また、彼が確かな人物であることは、フィリピの教会の誰もが認めていることではありませんかと。確かな人物というのは、イエス・キリストの福音を忠実に教えている人物であるということです。

・エパフロディトはフィリピ教会から、牢の中のパウロの面倒を見るため派遣された人でした。病気になるほどパウロに尽くしたのです。幸い、神の配慮によって、病気は治りましたが、フィリピ教会の人たちは心配しているだろうと、パウロはエパフィロディトをフィリピ教会に返そうと考えるのです。

・主の福音を伝えるためには一切妥協せず、激しい性格の人と思われているパウロには、主イエス・キリストのように、優しいところもあるのです。

眞柄光久牧師

1/22:主日礼拝「切実な祈りと応答」(サムエル記上 1:9~18) 眞柄光久牧師