わざわいの教訓

04.25
宣教「わざわいの教訓」(出エジプト記9:13~26)概要から

応答賛美 新生363「キリスト 教会の主よ」

・新聞、テレビ、ラジオ、ネットでも毎日コロナ菌感染症の拡大の報道がなされています。このことに関して、クリスチャンとして、神の摂理がどのように働いているのかを考えざるを得ません。

・神の摂理は人間とってどのように厳しいものに見えたとしても、最終的には救いに導かれるものです。

・出エジプト記7章26節から8章11節には、蛙の災いがエジプトに降りかかることが記されています。

・なぜ、蛙なのでしょうか。古代エジプト人はクヌムという神と人間の出産を助ける女神ヘケトを崇拝していました。この女神が蛙のような頭を持つと信じられていたのです。

・女神と信じている蛙がエジプト人に災いをもたらします。なぜ、女神が?

・モーセは蛙でもって、神が被造物の領域と境界を創造されたときの本来の形、すなわち、秩序とバランスを維持している世界から逸脱させるのです。

・今の私たちの生きている世界もそうではないでしょうか。自分たちの欲望を肥大化させたため神の造られた創造世界を破壊しつつある。そのことを神はコロナ感染の拡大をもって神の摂理を私たちに学ばさせようとしているのではないでしょうか。


牧師 眞柄光久                    

5/2 主日礼拝宣教「イエスを罠にかけようとする者たち」(ヨハネ7:53-8:11)

(眞柄牧師)