イエスの誕生

12.20 宣教「イエスの誕生」 (ルカ2:8-20) 概要から

応答賛美 200(1,3節) 「もろびとこぞりて」

救い主イエスの誕生は実に不思議です。神の御子は眩いばかりの光りの中に到来したのではありません。天使が羊飼いたちに告げた言葉は、「あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つける・・・これがあなたがたへのしるし」(ルカ2:12)でありました。「布にくるむ」「飼い葉桶に寝ている」、これが救い主のしるしです!それは羊飼いたちの日常的な光景でした。これらのしるしであるならば、羊飼いたちはすぐさま見つけ出せたでありましょう。しかも自分たちの身近にある光景として。しかし、羊飼いたち以外の人々にはどうでしょうか?受け入れがたい御子の誕生場面として映るのではないでしょうか。ヨセフはともかく、見知らぬ土地で産み月を迎えたマリアとって、もっとまともな出産の場面を期待していたにちがいありません。「しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。」(同2:19)とあります。「これらの出来事(レーマ/ことば)」とは天使の御告げと羊飼いたちの語った言葉を意味します。飼い葉桶から十字架までのイエスの生涯、その受難の道をイエスと共にマリアも歩んだのではないでしょうか。神の言葉を心に納め、思い巡らすクリスマスです。   牧師 金子 敬

12/27 主日礼拝 宣教「神を説き明されるみどり子」 (ヨハネ1:14-18) 福井正躬協力牧師