憐み深い者となれ

05.17 宣教「憐み深い者となれ」(ルカによる福音書6:31-36)概要から

応答賛美 新生 6 「主の名によりて」

本日は教会組織記念日です。そこで本日の礼拝では今年度の主題「愛ある教会」に合わせて選ばれたルカ福音書6:36から宣教を行うことに致しました。尚、応答賛美も主題讃美歌です。さて、教会が疲弊する時に発せられる呟きに、「この教会には愛がない」という言葉を耳にします。この不平の言葉は、教会に不満を抱く人が自己正当化を図ろうとするときに発するものです。しかし「愛」のない教会など存在しません。教会はイエス様の身体、イエス様がその中心に居られるところです。ですから、それだけで「愛」はあるのです。この主題に合わせてルカ6:36が選ばれたということは、この聖句に「愛」の神髄を見たからでありましょう。これに先立って、ここには聖書の黄金律ともいえる「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」(ルカ6:31)があります。自分と異なる考えを持つ人を裁く、これが私たち(罪人)の現実です。しかし「憐みは裁きに打ち勝つ」(ヤコブ2:13)のです。キリストにより罪の赦しを頂いた者は、積極的に愛することをのみ心がけるべきでありましょう。父なる神の憐れみにならい、憐れみ深い者になるよう求められているのです。 牧師 金子 敬憐み深い者となれ

5/24 主日礼拝 宣教「永遠に存続する栄光」 (Ⅱコリント4:16-18) 金子 敬 牧師