4/14 宣教「成し遂げられた」(ヨハネ19:28-30)概要から
応答賛美 新生234「すべては終わりぬ」
今日から受難週。その第一日、主イエスは子ろばに乗って「平和の主」としてエルサレム城内に入られました。この時、人々は「ホサナ!」(ヨハネ12:13)と歓呼の声でイエスを歓迎します。しかし、そのわずか数日後には、同じ人々から「殺せ、殺せ。十字架につけろ!」(同19:15)と罵声を浴びせられ、捨てられ、十字架に磔にされてしまわれたのです。イエスに従ってきた多くの人々は、どんなことがあっても最後にイエスは力を発揮してイスラエルを救い出すに違いないとの期待を抱いていたのですが、しかし、イエスは何もなさらず殺されるままであったのです。そして福音書記者ヨハネは、十字架上のイエスの最期を、「『成し遂げられた』と言い、頭を垂れて息を引き取られた。」(同19:30)と記録します。その時、その場に居合せた人々のうち、誰がこの「成し遂げられた」を理解していたでしょうか。しかし、正に主イエスはここで、十字架上で、全人類の罪の贖いという大事業を成し遂げたのです。確かに「十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。」(Ⅰペトロ2:24)とある通りなのです。 牧師 金子 敬
4/21 礼拝宣教「復活~すがりつかず、行け~」 聖書:ヨハネ20:11-18 金子敬牧師