1/27 宣教「あなたがたが与えなさい」(マルコ6:30-44) 概要から~
応答賛美 新生137「うみべの野で」
「五千人の給食」のお話です。時は夕暮れ時、人里離れたところ(マルコ6:35)。弟子たちは「人々を解散させてください。そうすれば、自分の周りの里や村へ、何か食べる物を買いに行くでしょう」(同36節)、と提案します。ところが主イエスは「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」(同37節)とお命じになったのです。何ということでしょうか。不可解な言葉です。イエスは「パンは幾つあるのか。見てきなさい」と促すと、彼らは確かめて「五つあります。それに魚が二匹です」(同38節)と答えます。「イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて、弟子たちに渡して配らせ、二匹の魚も皆に分配された」、とあり、「すべての人が食べて満腹した」(同41-42節)と記されます。残ったパンくずは十二弟子のそれぞれの籠に一杯です。すべては主イエスによって起こされた奇跡です。しかし、主はこれを弟子たちの手で起こさせたのです。更に溢れるほどの恵みは弟子たちの十二籠いっぱいにあります。与えることで増える、という神の国の公式が成立するのです。教会はここに召されているのです。 金子敬牧師
2/3 礼拝宣教「キリストに捕えられて」 聖書:フィリピ3:12-16 金子牧師