一人の人の救いのために

~10/21宣教「一人の人の救いのために」(使徒8:26-40)概要から~

応答賛美 新生352「立ち上がれよ 神の民よ」

フィリポは信徒伝道者で、「“霊”と知恵に満ちた評判の良い人」(使徒6:3)の一人です。そして、サマリアで神の国の福音を伝え、すばらしい成果を現わしていました(同9:12-13)。ところが突然「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザへ下る道に行け・・・そこは寂しい道である」(同8:26)との天使の声を聞きます。「そこは寂しい」(エレーモス)には「見捨てられた」「荒れ果てた」の意味もあります。彼は都会のサマリアから人の住まない荒れ地に向かうように促されたのです。しかし彼は躊躇することなくこれに従い、その道を進みます。その荒れ地で出会ったのが一人のエチオピア人でした。彼はエルサレムから故郷に帰る途上、馬車の中でイザヤ書を朗読していました。でも手引きする人がいないのでその意味が分かりません。そこで、走り寄ったフィリポは「口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた」(同8:35)のです。こうして一人のエチオピア人は信仰に導かれ、すぐさまバプテスマを申し出てキリスト者とされたのです。神はたった一人の求道者のために救いの道を開かれたのです。  牧師 金子 敬

10/28 宣教「人生を導き、支えるもの」 聖書 マタイ14:22-33 

特別講師 平良憲誠先生(平尾バプテスト教会牧師)